年末の言葉として、心を込めて「生き物たちの経済」について書いてみたいと思います。

ハニールネッサンス専属のハニーハンターは、子供のころから鳥が大好きでした。

鳥と言えば、恐竜の子孫と考えられています。つまり、もう地球の生命としては何千万年の先輩です。

羽を携え、地上と大地を、時には水の中さえも自由に行き来し、生きています。

空も飛べるなら、どうして人間のように、道具を使える手をもう2つ、つけなかったのでしょうか。
この地球の驚くべき創造力であれば、何千万年もの間にいくらでも進化し、手を備えることもできたでしょう。

でも、 要らないのです。
地球で生きるために、彼らはそれ以上を必要としなかった、そう考えられます。

地球というのは、本当は何もかもそろえなくても、生きる場を与えられる、そんな豊かな場所だという事なのだと思います。
何もかもをお互いに奪い合って、生存競争にだけ没頭する世界だったら、きっと腕も何本、足も何本、羽も、口もくちばしも、全部そろっていたら、それがきっと勝利だと思います。

でも、自然界には微生物からミミズのようなシンプルな生き物、そして、鳥の様な空も水中も地上も自在なのに手を必要としない生き物まで、何億何千万年も生きているのです。

彼らの経済は、どうなっているのでしょうか。

じっと、目の前でクリクリした鳥の瞳を眺めていると、鳥の言葉が聞こえてくるようでした。
彼らにとっての生まれてきた生命としての役割は、「地球の仲間として、地球の繁栄の一部になることだよ」と。

彼らは、生きるために貨幣を使っているわけではありません。

彼らが食べ、飲み、住む、着るものは、全て地球が与えてくれています。でも、無償でもありません。彼らは、食べて動き、糞をして、もらったら栄養をお返しし、土を循環させるための動力として、役に立っているからです。

私の大好きな鳥であれば、樹の実をついばみ、種子を遠くまで羽ばたいて移動させ、一生懸命に運んでいます。また、糞を土にお返しし、栄養として循環させているのです。

ハニールネッサンスのパートナー、ミツバチも羽のある生き物。

鳥よりもう一つ先輩で、地球年齢は一億数千万年。樹の実をついばむのが鳥なら、ミツバチは植物が実ることを助けるために、花から花へ、花粉を移動させる仕事をしています。

そうして、地球の花からお礼として花の蜜をもらって暮らしています。

そして彼らも糞をし、土にも栄養のお返しをしています。

羽のない動物も、みんな同じです。食料をもらうお返しに、動いて糞をして、土の循環を次の季節へ繋いでいるのです。

動物は移動することで、地球の循環のエネルギーとして働き、植物たちは、空のエネルギーを土へ、そして土のエネルギーを空へと、上下にエネルギーを動かす仕事をしています。

動物たちの経済は、貨幣ではなく、地球そのものの環の中で、その循環を担う仕事があるのですね。
植物は、エネルギーを上から下へ、下から上へと、移動させる仕事をして地球に生きています。

お互いが、地球の循環を支えることを仕事として、そのお返しにちゃんと、生きるための衣食住をもらっているのです。

人間は、鳥よりも、ミツバチよりも、植物よりも、はるかに地球年齢が短いから、まだまだ地球での生きる楽しい約束を上手く思い出せずにいるのでしょう。というよりも途中で忘れてしまったかもしれません。

お金がないと、死んでしまうように感じてしまう仕組みを作ってしまいました。
でも、人間も本当は「動物」だから、地球にとっては循環を助けてもらうパートナーなのです。

私たちも、他の全ての生命と同じように、地球の循環を助ける和の中に、本当の経済があります。


生き物の経済。

無邪気にただただカワイイ小鳥さんたちも、地球を豊かにするためにパタパタパタパタ飛んでいます。
ミツバチも、小鳥たちがついばむ実りが生まれるように花粉をパタパタパタパタ運んでいます。

人間は・・・?人間が地球を豊かにするための仕事はなんですか?

ハニールネッサンスの会社としての提案は、ミツバチからハチミツをもらって、美味しくいただいて、養蜂家と協力して、樹を植える事。

実のなる木、花の咲く樹を植えていくこと。

2016年に向けて、生き物の経済にもっと近づいていきたいですね。
良い年末をお過ごしください。