私がネパールに滞在中、日本でもニュースになるような洪水が発生しました。

私は山中標高1300mのカトマンズ盆地にいたので、全く被害はありませんでした。

降ってきた雨は、山に吸収され、全力で浸み込んで、滾々と流れ出していたのです。

そして、ネパールの南、タライ平野に溢れだし、洪水を発生させていました。

カトマンズでは、普段より良く雨が降ってるよなぁ、くらいの、憎いほどのんきな気持ちで過ごすことができました。たまに、道路で車に水しぶきを飛ばされ、悔しい思いをするくらいで。

雨も、一日中激しくるのではなく、夜間から朝方にかけて集中して降るのです。

ネパールでも気候変動を肌で感じています。
2004年、私が初めてまともにカトマンズに長く滞在したとき、ちょうど雨季でした。
その頃は毎日、雨は夜に降るばかりで、朝の7時にもなると、雨はやみ、日中は、ほとんど気にせず外出していました。なんと美しい降り方なのかと、降る時間の選び方に感動していました。
しかし、最近は、時間を選ばないで降っている感じがします。

そして、そんな雨は、あの大規模な「ヒマラヤ」に降り注いでいることを、うっかり忘れてしまいます。

ヒマラヤとは、Himalaya=Him(雪)Alaya(家)でありまして、水が象徴された名前でもあります。

そうです。相手は巨大な水瓶ヒマラヤ山脈です。一滴一滴の雨も、振り積もれば洪水となる。

麓でガッツリ、洪水を発生させます。

以下The Guardian2017年8月16日の記事から写真を借りました。
flood2
The Guardianではインド、バングラデシュ、ネパールと3か国にまたがった洪水として記事にしています。そうです、さすがのヒマラヤですから、洪水の規模もままなりません。

家族であるヤギも牛も一緒に移動しなければ・・・・
flood1
なんて大変なんだ・・・でも、動物も一緒に守ってくれて嬉しいです。

ヒマラヤは13億人の水源と考えられていて、インダス川、ガンジス川などの
巨大な川から小さな川、そして、チベット高原の地下水となり、中国に至り
長江・黄河など、とてつもない規模の地域に恵みをもたらしていることを、忘れることができません。

そうした、とてつもない影響力をもつ山の麓に暮らす人々は、
世界でも最も素朴な暮らしをしていることも、忘れがたいものです。

彼らが、先進国のエネルギー消費贅沢三昧の生活の被害者であるとすれば、リアルです。

温暖化だけは、人間が原因なのか、太陽のサイクルなのか、不明なもので、何とも言えませんが、やはり、念のため余分な贅沢消費を差し控え、省エネの賢い消費をしてほしいです。

そういう私は、暑さ寒さで有名な京都盆地に住んでいますが、24時間扇風機です。
死にそうですね。あり得ない不快感です。

でも、エアコンの空気が苦手っていうこともあります。エアコンも進化しているそうですから、もし扇風機より省エネで排熱も問題ないレベルになるなら、ガンガン使いますよ。